山女魚の一夜干し
平取町振内中学校第15回卒業同窓会の後処理でここ1週間は忙しかった。ブログ制作や忘れ物の処理、更に「山女魚の一夜干し」を持って妹の所にも行った。そして、この一夜干しを置いて来た先で、食べて見た感想をメールで送るよう依頼した。
「山女魚の一夜干し」は冷凍してあったので、この通りガチンガチンだ。取り敢えず1尾だけ試して見たかったので、分解することにしたが、解凍に少々時間がかかった。
最近はフライパンに「魚やきホイル」を敷いて、魚を焼いている。これだと、くっ付かないので、後処理が楽である。
魚の皮は焦げやすいから、と思いひっくり返して焼くことにした。
鮭の切り身だとフライパン一杯に敷き、フライパンの外側が100℃になってから6分、裏返して3分程度だが、今回はその7割程度か。温度にしてMax130℃くらいだが、最近、中火のガスコンロが弱火にすると途中で消えてしまう。
そんなんで、魚焼きや圧力鍋は小のコンロでやっている。どちらの場合もコンロ付属のタイマーを使用する。
見たところ、だいたい焼き上がったようであるが、ちょっと焼きが弱いか。しかし、これ以上だと、頭の部分が焦げそうだったので、止めた。
皿に移して、よく見ると、やはり焼きが少し足りないようだ。口にして先ず感じたのはちょっと塩っぱいなぁ、と言う感じ。ご飯と一緒なら、これ位でもいいのかも知れないが、晩酌のお供としてはちょっと・・・。
次に、骨が付いたほうを食べて見た。
骨と言っても、中骨はなく、こんな細い骨であるが、塩気が違っていた。この小骨の存在と身の厚みにより、塩気のまわりが違っていたのか、こちらの部位の方が身が締まっていて、噛み応えのある分、美味し味の持続性を感じた。このグリグリ感がホッケの開きと決定的に違う点である。
この画像だけクリックで拡大画像になるが、画面の小さいデバイスでは意味がないのでクリックできないようにしている。
仁世宇園で食べる山女魚では「南蛮漬け」がお気に入りであるが、それには現地に行かない事には始まらない。こう言った時期にヤマメを「山女魚の一夜干し」として食べられる事は嬉しいことだ。さて、正式販売のものはどんなサイズで、塩気はどうなるのだろう。それにお値段も気にかかる。
仁世宇園の公式サイトに「山女魚の一夜干し 新発売!」の記事が載るのはいつか、気にしていよう。お歳暮に間に合うといいのだが。(2017年11月27日記)
依頼先での感想
妹宅
妹の所ではこのように一般的なガスコンロのグリルを使用して焼いた。 表を4分半くらい、裏を1分くらい焼いたと言うが、これくらい、焦げ目が付いた方が美味しく見える。 味については「美味しい」と言う事と「塩味は丁度いいと思います。食べ始めは物足りない感じがありますが、じわじわと塩味が感じられます。」とのことだ。妹宅ではご飯のおかずだから、この位の塩味がちょうど良かったのだろう。
振内通信員宅
同窓会の帰りに立ち寄ったとき、サンプルと言う気持ちで置いて来たのである。ちょうど息子さんが帰って来た時に食べたと言うから、レビュアーが増えて良かった。さて、どんな感想を持ったかと言うと、
「普通にIHの魚焼きの所で焼いてたべました。骨はとってあるように見えました。腹の所に細い骨は見えましたが、全く気にならず、頭もショリショリと食べれて美味しかったです。」
腹の所の細い骨とは先ほどの画像と同じ所を指していると思われる。ここで「ショリショリ」とは歯ごたえがあるなど固い食感の表現に使われるが、梨だとシャリシャリか。
「塩味は、私には薄い塩味でちょうど良かったのですが、息子はもう少し塩味があった方が良い。」とのこと。塩味については世代間が感じられる。
更に「お正月には息子家族と娘家族が来るので、酒の肴の一品として、憲ちゃんに頼んで買いたいと思います。」とも書いてあった。憲ちゃんとは同級生の佐々憲一君(リンク先は仁世宇園の会社概要)のことである。
姪宅
妹からの報告によると、塩気はあの位で丁度良く、臭みもなく美味しいと言う事であった。購入時(2017/11/18)の話しでは高齢者向けに塩気を少なめにしておいたとの事であったが、総合するとこの位でいいのではないか、と思う。(2017/12/08追記)