VIXでアルバム形式HTMLを作る方法

HTMLファイルにするとホームページとしてインターネット上に公開できる様になります。また旅行アルバムなどを友人・知人に渡すとき、相手は特別なソフトを用意しなくても、ブラウザで見ることができ便利です。

アルバム形式HTMLと言っても様々な形式がありますが、ここではページ内の画像をクリックした時、拡大画像が表示されるタイプのものを作って見る事にします。

(1)   HTML化したい画像の選択とコピー

a)デジカメ写真が入っているフォルダ(「デジカメ永久保存用」など)を選択し、HTML化したい画像をCtrlキーを押しながら選びます。

b)選択が終わったら、右クリック、「コピー」を選択します。

c)「総合変換対象」フォルダを選択し、右クリック、「貼り付け」を選択します。

注:「総合変換対象」と言う名称は役割をはっきりさせる為、VIXのメニューの中で使っている名称と同じにしていますが、お好きな名前にする事ができます。

d)他のフォルダにも変換したい画像がある場合はこれらを繰り返します。

(2)   リサンプル画像の作成

a)「総合変換対象」フォルダをマウスで選択します。

(b)「画像/総合変換」を選択します。

c)「出力」で「参照」をクリックして出力先を「総合変換出力先」にします。

 


 

d)「フォーマット」で

・種類をJPEGにします。

 

・「画質」を80〜60くらいにします。

数値が高いほど高画質ですがファイル容量は大になります。

 

・「最適化」、「撮影情報の維持」にチェックを入れます。

e)「オプション」で

「撮影日時+連番」を選択し、日付の形式を左図の様にします。

(場合により変更可。どれを使っても作成には支障がありません。)

f)「変換条件の保存」をクリックし、適当なフォルダに保存します。

ファイル名:「Vix総合変換標準」など

(この項、省略可)

 

VIXを使っているうちに違う設定条件になっていても「変換条件の読み込み」をクリックして、該当ファイルを選択すると以前に設定した変換条件を呼び出せます。

 

 


g)「リサイズ」でサイズ指定を次の様にします。

横幅600、縦幅450

または

横幅400、縦幅300など

 

・ここでのサイズが「縮小画像」をクリックして表示される画像サイズになります。

・縦横比は1.33の一定にします。

h)全部設定が終わったら「OK]をクリックします。

i)「総合変換出力先」フォルダにリサイズされた画像がある事を確認します。

(3)   アルバムHTMLの作成

a)「総合変換出力先」フォルダをマウスでクリックします。

b)「画像/アルバムHTML」を選択します。

c)「出力」でスタイルを「アルバムのみ」にチェックします。

d)htmlファイル名を管理しやすい名前に決めます。

album0307-

ryokou0307-

hokkaido-

flower-

数字桁数は-の後に続く数字の桁数です。2桁なら

-01

-02 の様になります。

 

e)「縮小画像」で縮小画像サイズを決めます。

A4サイズの印刷レイアウトにする時は

横:600pix

縦:900pix 前後にしますが、キャプション部分の縦長さによるので一概には決められません。

 

※「コメント」はVixの画像プロパティより挿入します。

※「キャプション」とは画像の下に入る説明文のことです。

※「縮小画像もハイパーリンクする」にチェックを入れると縮小画像をクリックすると大きな画像ページにジャンプするようになります

f)「デザイン」

 

「ヘッダー」にチェックを入れます。

 

「ページタイトルを入れる」には実際のページタイトルを入力します。

 

文字色は今のバージョン(Ver2.21)にエラーがあり、指定しても反映されません。

サイズは指定できます。

 

 


g)「オプション」で

 

「作成範囲」は

「このフォルダの全画像」を選択します。

 

h)次回の為に「作成条件の保存」をクリックし、設定を保存します。

(この項、省略可)

 

i)設定が全て終わったら「OK」をクリックします。


【参考】

スタイルを変更すると、いろいろな形式のアルバムHTMLにする事ができます。

 

どんな風になるか一度試されて見てはいかがでしょうか。