NP11を中古で購入
何気なくAmazonで小型のパソコンを見ていたら、中古のEpsonNP11が目に留まった。それは2010年頃、一度は購入を検討した機種であったからである。NP11の謳い文句に静音設計と書いてあったので、欲しいと思った。でもDimension9200Cを購入してそんなに時間が経っていなかったので、見送った。 仕様を確認するとWindowsXPなどのOSはついていない。いま手元にあるのはWindows98とWindowsXP Homeアップグレード版。外付けCDドライブは持っていないのでインストールはUSBメモリでやることになる。果たして、Windows98をインストールできるか。実験としては面白い。どうしてもダメならCDドライブを買うかだ。そうでなければLINUXでもよい。と言うことで購入決定(送料・税込みで5,800円)と相成った。(2016/3/16公開)
NP11の分解
この機種は実験用なので気楽。先ずは中を見てみる事にした。ケースカバーを開けるのに外さなければならないネジ(ビス・スクリュー)の数を確認すると全部で7本あった。その内1本は縦型スタンド用のだ。ネジを外すまでは簡単だが、問題はカバーをどこから開けるかだ。
(1)この側面の反対側にはビスがない。と言うことは全てモールド部のツメで固定している事になる。
前面はネジ2本+ツメのようであるが、USB端子や音声関係のジャックを覆っているカバーがあったりで下手すると傷を付けたり、破損させたりするかも知れない。
背面はシャーシーをモールドで押さえているだけに見える。いろいろ考えた結果、この側面から攻めることに決めた。
マイナスの時計ドライバーで、ビス穴付近に差し込み、結構強い力でカバーを広げてやると、カチッと言って少し開いた。
(2)背面はビス以外のストッパーはない。カバーに上方向の力を加えて行くと少し隙間ができた。
(3)この一連の作業で一番の難関はここかも。ここはネジのない面である。マイナスドライバーを隙間に入れ、強い力でケースカバーを外方向にたわませるとある所で一瞬に外れた。
(4)最後は前面だ。もう3面が外れているので、簡単のはず。先ずUSBの所をカバーから外してやり、右の面を前に押しながら上に持ち上げると内部が姿を見せた。
(5)意外だったのは放熱用ファン。てっきり放熱板があると思っていたからだ。同じNP11でもロットにより違うようだ。
(6)ハードディスクは4本のネジを取るとマウントごと外れるはずであったが、びくともしなかった。
(7)これはハードディスク底に貼ってあるクッションの粘着性によるものだと分かったので、ドラーバーで押し上げてやると徐々に剥がれた。
(8)将来やるであろうメモリはストッパーを外してやると交換できる。
今後のために
一度、蓋をして、再度やってみたが、簡単ではない。そこで、もっと簡単に外れるよう加工した。最初に開く面はビスで止まっているので、ツメはなくてもいい。そこで、ここを内側に少し曲げてやった。次はケースカバーの凸部3個全てを平ヤスリで少し削った。これで、ストッパーにもなり、外しやすくもなったので、次からの実験が楽に出来るようになった。
次はインストール初回の結果と2回目の準備
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