飯寿司の作り方・2014年編

容器探しと小型冷蔵庫

札幌市南区に引っ越してから初めての飯寿司製作。前のマンションと違うのは北向きの部屋がないこと。普段の生活はそれで良いのだが、飯寿司となると11月末になっても、一番寒い所で16度もあるので、なかなか製作開始とならない。
そこで、登場したのがペルチェ式小型冷蔵庫。この冷蔵庫、冬場はあまり活躍していないので、丁度いい。だが、前に使っていた容器が入らない言う問題が起きた。そこで漬物用容器を近くのスーパーで探したが適当なのがない。仕方ないので、中央区に行ったついでにダイソーに寄って普通の容器を買ってきた。これで何とか作れる。容器の容量は2.4Lだが、一杯一杯ではなく、今回はこれまでで一番少なく作ってみようと思う。これが上手く行ったらまた作ればいい。参考ページは「飯寿司の容器2.1リッター編」。これに準じて作ろう。

鮭は2種類

メインの鮭は紅鮭(根室)と大助(ロシア)の切り身。袋の裏を見ると、内容量はどちらも220g(4切れ)と書いてあった。これに単品売り白鮭(北海道)2枚の計3種類10枚。

材料

・塩鮭の切り身10枚:652g(骨付きの状態で測定)
・ご飯:250g(マルちゃんの大盛あったかごはん)
・甘こうじ:100g (トモエ)
・日本酒:80cc (月桂冠糖質ゼロ)
・キャベツ:68g (北海道)
・大根:154g (北海道)
・人参:90g (北海道)
・生姜:67g (鹿児島県徳之島)
・塩:6g (天塩のやきしお)
※重し:3.0Kg、容器:2.4リッター、漬け物用ポリ袋:1枚(小さいのが売っていなかったで、樽用をカットして使った。)
★準備の揃った材料一覧

手順

今、朝夕のご飯は発芽玄米に黒米を混ぜ、ミルサーで粉状にし、それを鍋で炊いて食べているので、白米がない。それで、手軽な調理済みのご飯を買ってきた。これを指示通り、500Wの電子レンジで2分30秒加熱するとふっくらとしたご飯ができあがった。
これに甘こうじと日本酒で混ぜ合わせて、冷めるのを待った。麹入りご飯が冷めたので、次のように順次、材料を入れていった。
(1)容器に漬け物用ポリ袋を敷く。
(2)麹入りご飯を一面に敷き、その上に鮭をぎっしり入れる。次に塩をパラパラと振りかける。(この段は白鮭と大助)
(3)鮭の上に大根・人参・生姜・キャベツを入れたら、塩をパラパラと振る。
(4)上の(2)と(3)を繰り返す。(この段は大助と紅鮭)
(5)残りの鮭を入れて、塩をパラパラ振る。(この段は紅鮭)


(6)残りの野菜を入れて、塩をパラパラ振る。

(7)重しを置く。(同じサイズの重しが2個あったので合わせて3kg)

(8)ポリ袋で包んだら、冷蔵庫に入れる。こうして置くと中の汁が溢れても安心。冷蔵庫の中の温度は6.73度、2014/11/27 12:21。

あとはひたすら熟成だが、温度を気にしなくてもいいのは楽である。2日くらい経ったら中の様子を見てみよう。
・2014/11/29 11:30の様子。容器の上端まであと1センチ位の位置まで水が上がってきた。この先、溢れるのが嫌なので70㏄ほど水を取った。汁をちょっと舐めてみたが、いい感じである。美味しいのができそう。
・2014/12/1 10:30 2回目のチェック。前回とほぼ同じようだったので、また70cc位水を取った。

(9)完成 12月31日、水出しも終わり完成となった。熟成期間は34日。いつもより長い。最初から冷蔵庫なので温度が安定しているのと、長めで味がどうなるか試して見たかったためである。ちょっと食べて見た感じではいつもの通りのものができていた。今夜の一杯が楽しみだ。(2014/12/31記)

お店から買った飯寿司の空き容器に上部の紅鮭を入れて計ると245gと出た。そこで今回の飯寿司を全部計量して見ると819gだった。

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