たきかわ菜の花まつり2016


晴れた日の菜の花を撮りたい

初めて菜の花畑を撮影したのは2004年5月28日であるが、あいにく天気は曇り。これまで晴れた日の写真ばかりを載せて来た当サイトにとって、そのチャンスをずっと窺っていた。今のハンディキャップは車がないこと。となるとシャトルバスがでる「菜の花まつり」の2日間の内どちらかが晴れてくれるのが一番なのである。
そんな中、NHKテレビの天気予報をみていると、5月21日は全道的に晴れマーク。前日になっても変わらない。良し、明日行くことに決定だ!

●2004年5月28日撮影 NIKON D70

●関連ページ:丸加高原のコスモス

交通機関は何がいい?

滝川駅だと特急が停まるが、お隣の江部乙駅は普通列車しか停まらない。乗り継ぎ時間が短いのは10時台に1本だけ。この日は30度位になると言うから、早めに行きたい。では高速バスはどうかと言うと旭川行きが7時(札幌駅バスターミナル発)から何本も出ている。江部乙でのバス停場所を地図で見ると、菜の花まつり会場まで2Kmくらい。「ひとりで歩好会」にはちょうどいい距離である。
旭川行きのJRバスに乗り込んだのは9時20分。前の方に座ったので、人数を数えられなかったが、かなり埋まった様子。途中、天気が気になって、ときどき空を見上げるが、いつもスカッとした青空になっていない。これだと期待通りにならないかも。

高速江部乙で降りる

高速江部乙に降りたのは私ただ一人だが、乗る人も一人いた。私がここで降りたのはこの人に取って、ラッキーであった。直ぐ、運転手側の前から2番めの席に座れたはずだ。
目の前にある階段を上り、高速道路の脇道に出ると目についたのは大きな木に咲いている白い花。どうやら、リンゴの花のようである。これはこのあとに乗ったシャトルバスの中で聞いた話だが、江部乙はかつてリンゴの栽培が盛んであった。それがある病原菌にやられ生産が激減したのだと言う。

祭りの会場に向けて坂を下る

時計を見ると10時55分であった。未だ涼しい。これなら大丈夫そう。でも体力を出来るだけ消耗させないようゆっくり歩く事にした。このペースなら菜の花会場に到着するのは11時半を過ぎそう。
会場へのポイントごとに交通案内人が立っていたので、その都度、行き方を一応聞いた。だが、案内人は次々に来る車の対応に忙しく、いちいち一歩行者の話何かに耳を傾ける余裕がなく、結果として遠回りして現地に到着した。

菜の花まつり会場に到着

会場に着いたのはこの地点。目指した展望台の反対側。これで、交通案内人が言った意味を理解した。「ここを行けば展望台に出ますか?」の問に対して「ん、まぁ行けます。」と来たのである。

ここでしばし看板を眺めた。英語だと「PLEASE STAY OUTSIDE OF THE CANOLA FIELDS.」と「入るな」では無く「とどまる」なのである。この畑からも、あの「キャノーラ油」が生産されるのかな。中国語だと「请勿进入油菜花田。」と書いてある。このとき初めて菜の花が中国語で「油菜花」だと言う事を知った。

伝習館行きのバスに乗る

時計を見ると12時10分過ぎ。ここには食べるものが売っていないので伝習館に行って何かしら食べようと考えた。バスの出発時間を交通整理人に聞くとあと10分位で来るという。更にその人に、「天気がいい時はいつも靄がかかったようになっているの?」と聞いてみると、「この所、ずっと晴れていたので、こんなんだが、雨が降って晴れた先週の土曜日なんかは良かった。」と言って、スマホで写したのを見せてもらった。なるほど、青空に形のはっきりした雲が浮かび、菜の花も綺麗に写っていた。そうしている内にバスがやって来た。

先ずは腹ごしらえ

伝習館に着いて真っ先に行ったのは食事処。この日のメニューは至ってシンプル。「天そば」と「もりそば」の二種類。「今日見たいは日はもりそばでしょう。」と言いながら、もりそばを注文した。

菜の花の天ぷらはこれだけ。これでは少ない。「別メニューで追加できるといいのに」と思いながら、とにかく食べた。これだけでは物足りないので、おやつにと思って持って来た妹からの山形土産「くるみゆべし」をバッグから取り出して、こっそり食べた。賞味期限? いつだったかな? そんなの関係なく十分にうまかった。

アイスクリームの文字に惹かれて

行楽のときアイスクリームの類を食べることが恒例になっている。5月19日の「みなみくん歩好会高齢者美唄福祉バスツアー」の時も「道の駅三笠」で食べた。遠くさかのぼると、昨年の新冠レ・コード館で食べたピーマン ソフトクリームが印象深いが、二度目はもういいかな。

ついでに書くと、5月3日羊ヶ丘展望台で「白い恋人 ソフトクリーム」を食べた。これは何とも、こってりとしたタイプのソフトクリームであった。

丘の上に広がる菜の花畑

きょう最後の撮影ポイント伝習館近くにある菜の花畑に行ってみた。ここはかつて何度も来ている所であるが、その当時はコスモスが咲いていた。ここはこれぞ丸加高原と言うべき風景だ。温度が菜の花まつり会場より少し低いと見えて、青空がかなりはっきりとしていた。それに人も少ない。

本日のベストショット FUJIFILM X-E2
クリックで画面一杯の画像

構図やデジカメの設定を変えながら撮っていると下にバスが見えて来た。「ヤバイ!」これを逃すと大変だ。すぐ撮影を止め、急ぎ足で伝習館に向かった。

帰りは江部乙駅からJRで

終点「道の駅たきかわ」で無料のシャトルバスを降りて、江部乙駅に向かった。確か2時台に滝川駅行きの普通列車があって、そのあと直ぐに特急列車カムイが来るはず。正確な時間は控えて無かったので、2時前に着いていれば大丈夫と言う思いがあった。
駅舎の中に入ると人一人だにいない。ここはご多分に漏れず無人駅であった。

時刻表を見ると14時16分発とあった。あと30分はあるがじっと待つことにした。その内、ご同輩らしき男性が入ってきた。話しかけると岩見沢からだと言う。往復JRだと言うから、午前10時台のカムイで来たのかも知れない。
発車の時間に近づくと、乗客は総勢6名になった。最後にホームで駅名案内板を写して、滝川行の普通列車を待った。滝川でスーパーカムイ24号札幌行に乗り換え、札幌に着いたのは定刻の15時25分。所要時間1時間9分と言う速さだが、料金がバスの約2倍もかかった。

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