EASEUS Todo Backup2.5を使って、USB型Ubuntu11.04のクローンを作ってみた。以下はその時の問題点や解決法を備忘録としてまとめたものである。 なお日本語化は日本語工房の日本語ファイル2.50でできるが、最新の2.51では一部で障害が出るようなので、2.51の日本語パッチが出るまでは英語のまま使用したほうがいいようだ。 ※ソースとなるドライブの構成:ubuntu11.04はパーティション2、windowsのアプリやデータ用はパーティション1、なお、未割り当て分の大きさはHDClone4 Freeでクローンを作るとき関係するかも(次ページ参照)。 ※ubuntu11.04の構成:新たにインストールしたソフトはWine1.3(Picasa3,JTrim,IDManager)、Gimp、Ubuntu Tweak、 ClamTK Virus Scanner、 Gparted、VirtualBox) ※使用パソコン:Dell Dimension 9200C 3GBメモリ Core2 Duo E6300 Windows Vista |
(1)ubuntu11.04と空のUSBメモリをパソコンに挿入後、EASEUS Todo Backupを起動して「クローン」をクリック |
(2)「ディスククローン」をクリック (この時、リンク領域の左側をクリックしないと動作しなかった。) |
(3)「ソースディスク」の選択 (今回はDisk3、BUFFALO USB Flash Disk 8GB RUF2-K8GE-WH) |
(4)ターゲットディスクの選択 (今回はDisk2、Transcend 高速タイプ 8GB TS8GJF600) |
※前回、Sector by sector cloneにチェックを入れないで、クローンを作ってみた所、 ブートローダーのGRUBが起動しなかたので、今回はチェックを入れてやってみることにした。 |
(5)実行をクリック |
(6)「OK」をクリック |
(7)「完了」をクリックして終了 (作成時間:26分36秒) |
(8)作成したUSBメモリでUbuntu11.04を起動。しかし、今回も起動メニューが出てこない。ブートローダーが動作していないのだ。Sector by sector cloneに期待したが、ダメであった。そこで仕方ないので、動作しているUbuntu11.04を起動して、ブートローダー(GRUB)をこのクローンUSBにインストールすることにした。 |
(9)インストール済みのGpartedを起動、/dev/sdcを選択し、ubuntu11.04が入っているパーティションを選択 |
(10)右クリックで「情報」を選択。UUIDの値を選択しコピー |
(11)アクセサリに入っている「端末」を起動し、下記を入力。 <UUID>の所で貼りつけ |
cd /media/<UUID>/usr/sbin sudo grub-install --root-directory=/media/<UUID> /dev/sdc |
※<UUID>:Gpartedで調べた<UUID>を貼り付ける |
(12)クローンUSBメモリ型Ubuntu11.04を起動したら、今度は正常に動作した。 |
※EASEUS Todo Backup2.5でのトラブル ・USBメモリをフォーマットし直して再度クローンを作ろうとしたら、認識しなくなった。しかし、同じクローン作成ソフトであるHDCloneでは認識したので、これでクローンを作った。念の為もう一度、このUSBメモリに対して試してみたら、今度は認識した。フォーマットをExFATにしたら、認識したメモリもあった。 |
※USB起動をする為のメニュー表示(起動ドライブの一時的な変更) |
次のページはHDClone Free Editionを使った時 |
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