セキュリティソフトの使用例
 
(1)ウィルス感染例

ウィルスメールが来ていることは知っていたが、削除の仕方が分からないので取りあえずOutlookExpressを閉じておいた。そして別な人が間違ってOutlookExpressを起動し感染してしまった。

下図はOutlookExpressのメール一覧表です。これからウィルスメールを受け取った人からの警告メール、アドレスが実在していなくて戻ってきたメール、そしてウィルスメールが混在していることが分かります。
「ウィルスチェックお願いします」とか「VirusAlert」と言う文字が見受けられます。

被害にあった所ではNorton Internet Security 2002を導入いていたのですが、繰り返されるメッセージに対しどう対処していいか分からずそのソフトを閉じてしまいました。その結果、ウィルスメールも再び入ってきたと言うわけです。
 
(2)ウィルス駆除例(Norton Internet Security 2002)

このソフトの動作の流れを知っておくことが重要です。
ウィルスが見つかると、まず修復(ウィルスを除去して感染項目を修復すること)を試みます。修復できないと次は検疫(感染ファイルを特別な領域に隔離すること)をしようとします。それでも駄目な時は削除(感染ファイルを削除することによってウィルスを除去すること)しようとします。
ここで完了をクリックすると次のファイルを検査し、ウィルスが見つかると又同じ動作を繰り返します。
とにかく全てのファイルを受信するまで、やるしかありません。
中には「削除できませんでした」と言うメッセージが出ることもあります。この場合どう処理されたのか不明なので、念のためシステムスキャン(全てのファイルを検査)をしておくといいでしょう。
操作ミスがあってもプレビューされないよう「プレビューウィンドウは表示しない」にして置くほうが安全です。
なお設定の仕方によってはこの画面が出ないかも知れません。
 
 
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