窓枠文字
2003/4/21
背景の画像・イラストなどでくり抜く「窓枠文字」の作り方です。いろいろな方法が考えれますが、加工自由度の高さと思いつき易さから言って作図例(1)がお薦めです。
■作図例(1)
(1)背景画像読み込み→文字描画(新規レイヤーにする)
(2)「文字レイヤー」で「不透明部分を選択領域に」を選択
(3)「背景」レイヤー選択
(4)「選択/反転」
(5)白の「バケツ」で塗る
(6)「文字レイヤー」削除(又は不可視状態にする)
●作図例(1)のコメント
「文字レイヤー」は単に範囲選択だけに利用し、「背景」レイヤーで実際の作業を行うやりかた。
■作図例(2)

(1)背景画像読み込み
(2)透明の「新規レイヤー」追加
(3)字を書く(色は自由)
(4)レイヤー固定
(5)「新規レイヤー」で不透明部分選択
(6)「新規レイヤー」で選択範囲の反転
(7)「新規レイヤー」で白のバケツで塗る
(8)「新規レイヤー」で選択範囲の反転
(9)編集/カット

●作図例(2)のコメント
「新規レイヤー」で全ての作業を行おうとするやり方だが手順が多くなる。

■作図例(3)
(1)背景画像読み込み
(2)クイックマスクモードにする
(3)白色で文字を描く
(4)レイヤー固定後通常モードにする
(5)選択/反転
(6)白のバケツで描画
右図は「クイックマスクモード」時

●作業例(3)のコメント
「クイックマスクは白が範囲選択」と覚えていれば比較的簡単に「窓枠文字」を作る事ができる。
■作図例(4)
(1)背景画像読み込み
(2)白の「新規レイヤー」作成
(3)出来た「新規レイヤー」に対し、白の「レイヤーマスク」追加
(4)レイヤーマスク面に黒で文字入力(「新規レイヤー」を不可視状態にしておくと作業し易い)してレイヤー固定
(5)「新規レイヤー」を可視状態にする
●作業例(4)のコメント
レイヤーマスク面に黒で描くと「新規レイヤー」ではそこの部分だけが透明になり、下のレイヤーの画像を見ることができる。
■作図例(5)
(1)背景画像読み込み
(2)アルファチャンネル追加
(3)白の「レイヤーマスク」追加
(3)黒で文字入力、新規レイヤーにする(文字レイヤー)
(4)「文字レイヤー」を選択して「不透明部分を選択領域に」を選択
(5)「選択/反転」を選択
(6)「背景レイヤー」のレイヤーマスクに黒のバケツで塗る
(7)「背景」レイヤーの下に白の「新規レイヤー」を追加
●作業例(5)のコメント
背景レイヤーにレイヤーマスクを追加した例だが、"無理やり"の感あり。
■作図例(6)

(1)背景画像読み込み
(2)白の新規レイヤー追加
(3)「新規レイヤー」に黒で文字入力(レイヤー固定)
(4)「新規レイヤー」のモードを「スクリーン」にする

●作業例(6)のコメント
スクリーンの利用例として知っていれば一番簡単。

■ポイント
後で文字を選択範囲に使いたいときは作図例(1)の様に「文字レイヤー」にして置くと便利です。(「不透明部分を選択領域に」が使えます)
タイトル画像
ページタイトルは「Script-Fu/装飾/枠追加」で作成しました。